ただ、在る

この前からウチの玄関に鎮座している百合。

メシベのひとつに花びらのかけらみたいなものがくっついている。
上から見るとこんな感じ。

恥じらいもなくマジマジと眺め、漂ってくる香りを匂い、花びらの肉感を指先で味わう。

全身が、舌になったような、気がする。