俺とお前は・・・

えむって「PERFECT」ですよ!

ワタシ、実を言いますと、見たの今日なんですね。録画はしてあったし、時間がなかったわけじゃないんだけど、リアルタイムでほんの一瞬(1秒もないくらい(笑))チラッと見たときに、桜の前で歌ってる図が見えて
「げっ!爽やか系工工エエエエ(´Д`)エエエエ工工?!」
と、その瞬間条件反射的にチャンネルを変えてしまい(もともとワタシは超チキンなので、生放送(特に歌番組)をリアルタイムで見ることはほとんどないのれす)、録画はしてあるけど、そのまんまにしてたんですよ。
見るなら時間と気力がある時に、どんな曲が来てもダメージ受けないように、と今日まで保留にしてたの。
で、見たんですけど。
おい!全員ビジュアルすげぇ良いじゃないか!!!!!!
あ、自担にはもう少し痩せてほしいですけど。それは置いといて(笑)
そして、最後まで見た感想で、一番最初に思ったのは、
「5人として地に足ついたうえで、次への展望が見えてきた曲だな」
という印象。



またECOが作詞かよぉ!と思ったし、相変らず色気の無い詞を書く人だな、と思ったけど、今回の歌詞を読んですごく感じたのが、この人は、この人の中でのカツンってイメージが明確にあり、そこに当てはめてかいてるんだな、と。
そして、この人、たぶん、個人的にカツン好きなんだよね(笑)好きだからこそ、固定化されたイメージがこの人の頭の中にあって、それに基づいて詞を書いてることに対してちょっと・・・と思う部分が、ワタシの中でひっかかっていたのかな、と今回感じた。
だって、この歌詞ある意味の桜ソングだけど、この人にかかると、カツンにとっての「桜」は「同期の桜」って(笑)!どんだけカツンに夢持ってるんだよ!と笑ってしまった。いや、良い意味で。
ワタシのイメージする作詞家というのは、アイドル本人達よりも半歩前を言葉でリードする、というイメージなんだけど、この人は、カツンに寄り添って書いちゃうんだね。詞を。じゃないと、「桜」から「同期の桜」連想しないだろー。
うん。まあね。良いとか悪いとかじゃなくて、「分かる!ECO分かるよぉ・・・!その視点!」的な感想を今回は持ちました。


この曲、ハルカナ約束と同じ方が書いているんだねー。やっぱりこの曲を聴いて思ったのは、一人の人が最初から最後まで作曲した曲というのは、辻褄があっていて、聴いている方の負担がないな、と。最近、カツンは、数人の方が共作で作曲された曲を多く歌ってて。それが悪いばかりじゃないけど、今回の曲を聴くと、やっぱりすごくすっきりしてる、というか、統一感があるというか、単純に楽です。もしかしたら、編曲もこの方なのかなー。
ってことで、メロディーなんですけど(ようやく本題(笑))、この曲聴いていると、メロディーを機軸に作られてる曲をカツンが歌うの久しぶりなんじゃないかな、という想像。事実は分からないけど、最近はリズムベースで作られた曲が多かった気がするんだけど(事実は分からないからあくまで想像の範囲ですが)、これはメロディーがしっかりしているし、日本語とのつながりが自然。基本拍うちだから、決してスタイリッシュじゃないけれど、歌いやすい分、彼らが曲を自分達のものにしてる感がガッツリ伝わってくる。ソロ曲はともかく、全員で歌う曲っつーのは、ある程度メロディーがしっかりしてる方がいいんだな、と、この曲聴いて改めて思ったわ。



そして、曲の割り振りが今回ワタシすげええええええええええええええええええええ好きなんだが!!!!!!歌う人が固定されていない所。特にBメロの部分と最後の8小節が大好きすぎるし、5人のカツンになって、初めて、6人でやってたことをなぞったんじゃなくて、5人の良さを活かしたなー、と感じた。5人が良いとか6人が良いとかそんなことは今この曲に関しては関係ない。だってこれ歌った時点では5人しかいないんだもの。だったら、そこでベストを尽くすだけでしょ。そしたら、5人の良さだしていくしかないじゃん。でも、今まではどう出していいのか分からない、どうしても過去の遺産に頼ってる感じだなー、と、モヤモヤ感じてたんだけど、「PERFECT」は、ようやく5人の良さを活かすスベを覚えた印象。ここに関してワタシ的には「GIRLS」で片鱗は見えていた部分なので、今回の歌割り振り考えたのはカツンかスタッフか誰なのか分からないけれど、いち早く気づいていた田口は、やっぱりメンバーの特徴を良く知ってたんだな、と改めて。
縦のハモリ。横の重なり。それぞれが部分部分に入ってくるから、基本のメロディーは同じでも、飽きがこない。最初のAメロが8小節x2で出来てるけど、最初の8小節ただのユニゾンだったのが、次の8小節はハモリになるから、広がりが来るところとか、細かい部分だけど、同じメロディーばかり続く所に広がりをつけるっつー意味で凄く大事!超大事!
Bメロになった途端、カメ→上田とソロパートが2小節づつ入ってきた後は、T-Tで2小節4度でハモって、次中丸くんは1小節そのまた3度下ではもるんだよねー。で、最後トゥ!モ!ロ!フゥー!と全員で〆る。あぁ、素晴らしい流れ!サビも最後の1小節だけハモってますしね!
神は細部に宿る、といいますが、こういう細かい所が綺麗に作られてないとなんか大味でつまらない曲になっちゃうんです。でも、これも基本のメロディーがしっかりしてるから出来ることですが。
最後の8小節声が重なり、次々歌う人が入れ替わり、最後ハモるところが大好き過ぎて・・・!!5人が5人の良さを出していく歌の割り振り!これがワタシが求めていたものです・・・!!!!!!
ちなみに、最後の大サビの前にカメナっさんのソロが入った途端「え?要らないのに」と思ったワタシを許して(笑)でも、4小節の後すぐ田口のハモリが重なったので良かったれす*・゜゚・*:.。..。.:*・
これで中丸くんのボイパが活かされていたら言う事なかったのになー!出来れば、こーきのラップのところで2人が重なり合ってくれたら、カツンが持っている音の武器が活かされたのにぃ・・・と、そこだけ残念。
ということで、私は、「これ見てください!カツンはこういう事が出来るんですよ!これがカツンらしさですよお!(机バァンッ!)(中年の主張!)」と、訴えたい!!!!!!(誰に)(たぶん世間に)
重ね重ね書きますが、こういう事が出来るのが、カツンらしさであり、同じ歌を歌っても他のグループとかぶらない、本当の意味での「個性」だと思うので、これからも個々人の持ってる技術を絡めて歌っていって欲しいわあ。センスとか雰囲気は時代に流されてしまうものだけど、技術と心意気は時代が変わっても流されないものだからさー。大事に育ててほしいですよ。カツンの技術。


頻繁に変わる位置取りも、センターが固定していない所もすごく好き。5人だろうが6人だろうが、ワタシはメンバー全員が目立つようになって欲しいってことは変わらないので。


振り付けがボケッとしている暇が無いのが素晴らしい(笑)。踊るカツン好きやわあ。この振り付けって、なんつーか、jr時代のカツン(ワタシはリアルタイムでは知らないけれど)を思い出させると思った。なんか曲とも相まってるのかもしれないけれど、8ビート全てに振り付けがついているので、必死に踊る姿が清々しいっつーか(笑)振り付け自体は全然カッコよくないと思うけど、逆にこの曲にはそれがあっているのかも。あと、やっぱり何度も書きますが、フォーメーションがどんどん変わるので見ていて飽きない!楽しい!惹き付けられる!



あ、残念な事があるとすれば、ジャニーズ衣装着て欲しかったですねぇ。ジャニーズ衣装着てるカツン好きなので。そういえば、カメナっさん以外ハイカットスニーカー?なのはどうして?そこだけお揃い?つうか、もしかして、靴だけ先に用意できたけど、衣装が間に合わなかった?(笑)んなことないか(笑)


歌い終わった後、メンバーがみんな達成感に満ちた表情をしているのに、一人だけ顔面硬直で最初から最後まで顔を崩さなかった中丸さんが中丸さんで中丸さんだなあ、と思いました(笑)



そういや、中丸さんについては、東 方 神 起と一緒だった回のエムッテとSHOOTINGSTAR歌った回の少クラについても書きたいことがあったんだけどタイミング逃してしまった・・・。


これ、コンの最後の最後(ダブルアンコの時とか)に聴きたいなぁ、と思いましたですよ。MORIMOTOさんの曲は、ハルカナといい、みんなで楽しめるメロディーなのかもねー。



え?これがシングルじゃないの?