時の河を越えたらこうなるとは思ってなかったけど

下のエントリを書いていたら、『時の河を越えて』という歌を思い出したのです。これ分かる人、俺と握手!!!(ガシッ)
この曲は、おにゃん子クラブ出身のユニットでありながら、末期に結成されたのと、「うしろ指さされ組」の二番煎じということと、工藤静香1人が出世したことにより、認知度も売上も低かった「うしろ髪ひかれ隊」のデビュー曲ですわ。
が、この曲良い曲だと思うんだよなー。今聴いても。
で、ワタシはこの前の青空レストランでノースリーブスを覚えたんですけど(笑)、彼女らプロダクション同じなのね!で、PV見たら、
「めっちゃうしろ髪やん!」
とビビリましたわ。歌の平均値の高さとか気合の入り方とか本家のグループでの位置づけとか(超センターではないけれど、二番手くらいのポジションの3人)すごく髣髴とさせる。プロダクションのスタッフも絶対「うしろ髪」のテイスト似せてるでしょ。
メンバーだって、
ヤンキー歌うま系=昔→工藤、今→高橋
正統派=昔→生稲、今→小嶋
可愛い系=昔→斉藤、今→峯岸
ほら!ばっちり当てはまる!
そして、ワタシは彼女らの歌を初めてきちんと聴いたんだけど、もっと世間に認知されてもいいはず!と思ったね。曲も歌も悪くない。
だけど、彼女らって、本家(A K B)のイメージで世間的に損してるんじゃないかなー、と感じました。もちろん、本家が売れたことによって、彼女らがデビュー出来たんだろうけど、本家のCDやらなんやらの売り方があまりに極道だから、曲以前にそちらばかりイメージが先行して、彼女らの曲にまでたどり着かない人ってすごく多いと思うの。今、歌番組も少ないし。
ワタシも、今日、偶然聴いたけど、今日聴かなかったらずっと知らないままだったろうし。
で、カツン(じんくん含む)も似たようなことが言えるよなあ、と思うのです。
じゃにーずだから結成されて、じゃにーずだから認知されているのだけど、その「じゃにーず」という看板のせいで、拒否反応を起こし手しまう人がものすごく多いのも事実。
今回の新曲、少しでも多くの人に見て欲しいし聴いて欲しいんだけど、歌番組が少ない今、どれだけの世間の人が見聴きしてくれるのか。
ワタシ、カツンがあらしさんみたいな売れ方をするとも思ってないし、して欲しいとも思ってないし、出来るとも思ってない。
だけど、カツンみたいなグループを求めてる人ってたくさんいると思うのよ。ワタシもそうだったけど、全然知らなかった人が、パフォーマンスを見て、一気に魂を鷲づかみにされて「こんな子達がいたんだ!!!!!!」って目を開かれていない人がまだまだいると思うのよ。じゃにーずの概念が覆されちゃう潜在的ファンがまだまだいると思うのよ。
だから、6人とも世間から作品がフラットに評価されるようになって欲しいし、そのためには、色んなところで見聴きされて欲しい、その結果として売れて欲しい、とワタシは思います。
ってことで、両方貼っておくから聴き比べてみて!
それにしても、うしろ髪、どこで歌ってるの(笑)ひどい(笑)これはひどい(大爆笑笑笑)

曲調も似てると思うんだよなー。マイナー切な系強め歌謡曲ってくくりで。