今昔1582


今日のインパクトは、家にあった週刊ぽすとに載ってた記事『自転車でEDになる人が増えている』だよ!ポストってば、目のつけどころがしゃーぷだね!*1ちわっーす!

さてさて、ここでも書いたんですけど、この前、金華山に登ったワタクシ。
その後、ムクムクと金華山ブームがワタシの中で湧き上がり、「金華山と言えばまむしっしょー!」ってことで、これを読みました。ワタシ単純!

国盗り物語(一) (新潮文庫)

国盗り物語(一) (新潮文庫)


これ、実は4巻まであるんだけど、1,2巻は斉藤道三編、3,4巻は織田信長編なのね。
で、斉藤道三って、成り上がりの人生だから、たぶん、司馬先生も書いていて楽しかったんだろうね。
というのも、読んでいてめちゃテンポが良くてさー。
で、思った。
「これ、めっちゃ本宮 ひろ志じゃん!!!」
つまり、俺の空もしくはさらりーまん金太郎的テイスト満載なのよ!
でも、今調べたら、この本のほうが早く刊行されているので、もしくは本宮先生が影響されてる?って思っちゃったくらい、この本の斉藤道三編からは、本宮ワールドと非常に近いものを感じたっす。っつっても、さら金の方、ワタシ、読んだ事ないけど(笑)。ついでに言えば、俺の空も途中までしか読んでないけど(笑)。
どこが似ているかといえば、とにかく、「戦い(喧嘩)」と「女」という男の二大ロマンが全編を貫いているってとこかしら。
この二つが本編中に、ミルクレープのようにループして出てくるっつーね!
そのテンポのよさは、さしずめ、PPPH〜!すらはまるんじゃないか、と。
つまり、
戦の場合=P(道三が野望を持つ)→P(道三が策を練る)→P(戦をする)→H(戦に勝つ)〜!
女の場合=P(美女と出会う)→P(美女をあらゆる方法で口説く)→P(美女が自ら(ここ重要(笑))道三に惚れる)→H(夜の戦始まる)〜!
ってね!最後のH〜!でカタルシスを得られるのは、歌謡曲におけるPPPHと同じでございますわよ。
ですから、ページをめくるごとに戦か女かどちらかのPPPHが出てくるから、もう痛快痛快!
特に、女に関しては、女の登場人物が出てきた途端「道三のものになる美女キタ━━(*´∀`*)━━!!!! 」みたいなね!ゲッラゲラ笑いたくなるくらい典型的に主人公に食われていく様ったらないね!もう男のロマン炸裂するする!食われるとか書くと言い方悪いけど、基本的に女の方も惚れちゃうから!最終的にガッツリだから!!読んでいて「出会う女出会う女みんな美女ってそれどういうことよ!」とか突っ込みたくはならないと言えば嘘だけど(笑)、でも、男の方も主要人物側はほとんど美形もしくは雰囲気のある男で、滅ぼされる側は不細工という、清々しいほどの分かりやすさを貫いているからね!ほら、本宮ワールドだから(笑)。
で、1,2巻目の道三編をあっという間に読んでしまい、今日3,4巻目を読み始めたわけですが。
えっと、歴史だからネタバレ言っちゃっても良いよね?3巻目の前半部分は道三が戦で負けて滅んでいく様を描いているんだけど、それまでのPPPHとは違って、人生の哀しみ、人間の業、みたいなものが文章から漂ってくるのさ。
1,2巻での痛快下克上劇がイケイケドンドンだった分だけ、逆に寂しさが深まるというね。
しかも、3,4巻目の主人公は信長編とうたっていながら道三が滅んだ後は、実質明智光秀なので、物語のトーンも全然違って。
1,2巻目で何も考えなかった分、3巻目では「男の人生ってなんだろう・・・」みたいな気分になっちゃったりしてさあ。
ま、でも、ワタシ、男じゃないから分からないけど!分かる気もないけど!(*^〜^*) ←
でね、これを読んでて、登場人物に興味持ったから色々ウィキで調べてたんだけど、濃姫のことを調べてたら、こんなん出てきた。

えええええええええ??????????そういうことだったのおおおおおおおおお????????!あの温度で色の変わる着物は濃姫設定ですか????????ねえだろいくらなんでもwww司馬遼もびっくりだわwwwwwww歴史改変しすぎ(笑)つうか、これ書き込んだの誰よ!(笑)

*1:いや、マジでこれが企画会議で通るテンション恐るべしだわ(笑