君に、また、恋をする


9月30日に一つの放送局が放送を停止しました。
カツンとは全く関係ない話なので、閉じます。









くわしくは、ここ を読んでください。

2005年11月。
ワタシが人生で一番心身ともにボロボロの時期に出会ったのが、野ブタ。に出ていたカメナっさんとradio-iでした。
それまでは、20年来AM派だったワタシが、AMが聴くと体の調子が悪くなるという身体状態になりまして。でも、ラジオ無しでは生きられない体質のワタクシは、仕方なくradio-iを聴きはじめたのです。
が、radio-iは、ワタシが大っっっっ嫌いな糞系FMDJ*1も少なく(いないとは言わない(笑))、なにより洋楽メインでプログラムを進めていたので(東京でいうとInter-FMみたいな)、心身ともにボロボロだったワタシでも、素直に聴けましてですね。
このブログでも、何度もradio-iという名前を出してきたのでnatalia担(←おい(笑))の皆さまなら、見覚えある方もいるでしょう。
ワタシは、自分の部屋にいるときしかCDを聴かないようにしているので、そうじゃない時は、ほぼラジオを聴いてるんです。だから、ここ5年、本当にあらゆる時にradio-iを聴いてたなあ・・・。
部屋にいるとき、歩きながら、電車の中、バスの中、車の中・・・。特に一番助けられたのは、仕事で悔しい気持ち悲しい気持ちになった時。帰りながら聴いてたラジオからの声で、何度励まされたかしれない。
あと、ラジオから流れてきた音楽からも、新しい出逢いを何度もらったかなあ・・・。
そうそう。ワタシ、それまで自分が音楽が好きってこと、忘れてたの。ずっと余裕の無い生活をしていたから。radio-iを聴き始めて、色々音楽聴いてるうちに「ああ、ワタシってこんなに音楽好きだったんだ・・・」って、思い出したんだよねえ。
ワタシのここ5年間は文字通り、カツンとradio-iが無ければ始まらない、という時間を歩んできたのです。
ところが、今年6月、9月30日を最後に閉局することが発表されました。
最初は何とかなる、と思ってた。それまでもほかの地方で、財政難で閉局の危機になってたラジオ局は何局かあっても、全部経営譲渡されたりして立ち直ってたの知ってたから。
だけど、どうしようもなかった、みたいでさ。
どうして?
ただでさえ春からカツンの事でしんどかったのに、追い討ちをかけるようにradio-iまで、って、本当に本当につらかった。
ワタシの大好きな大好きな大好きな大好きな大好きな大好きなものが、ワタシの手の届かない所で、どうしようもない状態になることが、よりによってどうして立て続けに起きるのよ、って。
好き、だけでは、どうしようもないことがあるなんて、短くない人生歩んでるから知ってるつもりだったけど、それでも、やっぱり、つらくて、つらくて、つらくて。
そして、10月1日午前0時。
本当に、ラジオから音が消えた。
でも、その時は、あまり実感が無かった。
だけど、他の放送局を聴き始めると、やっぱり糞系DJに出会う率が高くて、そんなときに「あああああああああああもおおおおおおおおどうしてradio-iなくなっちゃったのよおおおおおおおおおおおおおお」と怒りと悲しみでたまらない気持ちにかられて、めちゃやさぐれてたんだけど。
が、radio-iを受け継いだ形で、RADIO iSCAPE ってインターネットラジオやってる、ってことを今日知った。
ああ、完全に消えてたわけじゃなかったんだ。
もう、会えないのか、と思っていたけど、そうじゃないんだ。
どうしようもない、と思ってたけど、違ったみたい。
希望は捨てちゃいけないんだなあ。
未来は自分達が作り出すわけだから。
きっと、また、会える。
そう思いながら生きていくわ。
ただ、ワタシは短気だから、あまり待たせると怒るよ(笑)。なんてね。

*1:糞系DJの例:知識が無いのに調子よく話を進めようとする、心が無いくせにやたらカツゼツだけ滑らか、曲がかかっている途中に話を始める、なれなれしいことがリスナーと近しくなる方法だと思っているなどなど