内からも外からも

CSで韓ドルのMVの絨毯爆撃を見せられると、営業力の徹底っぷりにある種の感動さえ覚える。
だって、あるときザッピングしたら、スペシャ、VMC、エムオン,MTVで、ほぼ同時にGenieかかってた時にはワロタ。こっちがザッピングすること予想して営業かけてるんだもんなー。
そら、Mステ枠独占してあとちょこちょこ地上波の番組出て終わり、っていう、20年前と同じやり方で営業してる事務所とじゃ、一般人への吸引力が違うわねえ。
昔みたいに地上波一択の時代じゃないからねえ・・・。そこを込みで営業かけないと、生き残れないんじゃないの・・・?とか、ボンヤリ見ながら思った。
実際ワタシ、地上波の音楽番組ほとんど見ないから、カツン以外の事務所のグループの曲って、あんま聴く機会が無くてさあ。
世間的には大人気の嵐さんの曲とかでも、曲自体はCSのカウントダウン番組とかで流れてきてようやく知る、って感じだもんなー。ワタシみたいな人、結構いるんじゃないかしらん。
CSじゃジャニ弱いもんなー。ちなみにカナとかミリヤとかは嫌というほど流れるよ^^
だけど、今みたいに韓国の人たちが日本に進出するのって、ワタシ的にはすごく面白くて。
というのも、今までずーーーーーっとジャニの天下だったボーイズグループの世界に新しい風を吹かせてくれるような気がして。
ボーイズグループに関して何十年も日本国内で既得権益をがっちり握っていてた事務所に対して、外圧によって、そこが崩れていくのかなあ。とか。
地上波の音楽番組の凋落と共に、一般人がつべの普及で海外のアーティストに対して簡単にアクセス出来るようになって、目が肥えてきて、ジャニが地上波の音楽番組をがっちり抑えていたとしても、一般人がそこに魅力を見出さず、ネットでさっさと新しいグループ見つけちゃう時代だとしたら、日本だけ基準に考えてると置いていかれる時代に来たのかな、というか。
具体的には歌とかダンスとか、世界(つかアジア)基準で評価される時代も近いだろうから、本当に何か変わり始めているような気がする。
かといって、日本がグローバル化(ここではいい意味で)するかっつーと、そうでもない気がするんだよなー。
というのも、この前久しぶりに本屋で見たJAPANとロキノンの厚さが、あまりに違う事にびびって。JAPANめっちゃ分厚くなってるしー。ロキノンなんだか薄いしー。JAPANの表紙からは旬が感じられるのに、ロキノンが数年前の雑誌とか言われても全然分からない表紙だしー(表紙が大物過ぎて)。
なんだろなー。今時のヤングの方々は、西洋に対して憧れって、あんまなさそうだよねー。音楽の分野で。どうしてだろう?留学生とかも減ってるらしいしなあ。
まあ、別にワタシもドメな人間なので、偉そうな事は言えないけど、こんなにボーダレスな時代のようで、どこか内向きなのかしらん。パラダイス鎖国、ってやつですか。よーおっこっそぉーここへぇー、ってそりゃパラ銀(笑)