君と僕のアイデンティティ


とりあえず、これだけは言わせて。
「なぜ『Fall down』1曲で〆ないんだー!」
先週といい今週といい、どうしてGoing!と混ぜちゃうの?GoingならGoing、Fall downならFall down、1曲きちんと歌おうよ。
ワタシ、1曲1曲を大事に歌ってほしいのよ。これはどんな曲でも。それだけはどの曲を歌う時にも共通。本当困る。
来週もカツンって本当ですか?
ねえ、スタッフ、力入れてくれるのは嬉しいけど、ちょっと方向性間違ってる気が・・・。これ、カメナっさん主演ドラマにも共通する問題点なんだけど・・・。(ここら辺に関してはむちゃくちゃ言いたいことがある)






今日読んだ芋誌でカメナっさんが言ってた
『「お客さんが何を求めるか」を基準に考えるっていうスタンス』にちょっと違和感を覚えてしまい。
というのも、この意識が強すぎるのは、危険だなあ、と思っていて。
もちろん、この意識は必要なんだけど、これが強いと、彼自身苦しくならないだろうか、と心配になる。





個人的には、カメナっさんに限らず、カツンメンには、客の目線を一番気にしてパフォーマンスしてほしくないの。
もっと、上からでいいの。むしろ上から来てほしい。
「お前が好きだ」じゃなくて「俺の事好きだろ」
と、虚勢張って客に向かってニヤリと笑いながら軽やかで自由なカツンを見たいの。
こんな事言ってるけど、彼らの事情とか何も知らずに、きっと酷な事言ってるんだろうなというのも分かってる。
けれど、どんな曲を歌う時でも、歌っている時は、誰の制約も受けない、ある意味“出ちゃったもん勝ち”の世界なんだから、その場所では、ただただ自由に軽やかにいて欲しい。
客の視線からもパブリックイメージからも過去の実績からも周囲の期待からも、なにもかもから自由に、ひたすらパフォーマンスに没頭して欲しい。






ワタシ、実は、今までのアルバムの中で、2ndが一番好きなんですよ。
これ書くと5人体制が良いの?と誤解されると非常に心外で侵害だから、今まであまり言わなかったんだけど。
言っとくけど、ワタシ、自分でもびっくりするほど、ロクン原理主義者だよ!6人のカツンが好きで好きで大好きさ!
けれど、このアルバムに漂う切なさは、あの時の5人でしか出来ないことだったのかもしれない、と思っていて。
6人がいいに決まっている。
決まっているけど、今現在5人でコンやっているならそこでしか出来ないものをやってみようと考えても良いんじゃないのかな。
2ndに漂っていたのは決して強くて煌びやかな雰囲気ではなくて。
だけど、1曲1曲が、捨て曲無いんだよね。
そして、彼らもそれを大事に歌っているようなそんな気持ちが伝わってくるというか。
だから、とても大切なアルバムなのです。そして、そんなカツンもすごく魅力的だと思うから。
たぶん、じんくんもそう思ってるんじゃないのかなあ。じゃなきゃ、あんなに大切に「僕らの街で」をソロで歌ったりしないだろうよ。






あの時より年齢重ねてしまって勢いの無い今は、ある意味あの時よりもっと苦しい時だろうけど、苦しさをカバーしようとするよりは、その苦しさだからこそ出来ることにチャレンジしてもいいんじゃないかなー、と思う。
苦しささえ武器にしてしまえるしたたかさとしなやかさを持ってくれると嬉しいなあ、と。
もっと、自信持って。大丈夫だから。






ねえ、カツンが自由になれるような曲と場所をもっと与えてあげて!お願い、偉い人!







そいえば、芋誌久しぶりに買ったけど、結構チャレンジャーだってことが分かったわ。写真的には3誌の中で一番好きじゃないんだけど、よく読むと、3誌で唯一カツンの毎月恒例のコーナーでロクンの意見を載せてくれてたし(P172)。
ちょっと見直したぜ、芋誌。