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今日、Lands last liveの様子を追ったZEROの特番を見た。「え?今頃?」と言われるでしょうが、そう、今頃見ました。DVD発売記念、というわけでもないんだけど(ないんだ)。
これが地元で放映された頃、ちょうどかつ2が終るという事が分かったくらいの時で、そのニュースを聞いたワタシは酷く不安定な気持ちになってて。今思うとその頃は5と1に分かれてツアーする事とか全然知らなかったのに、なぜか物凄い気持ちが敏感で*1録画直後は「なんかこの映像を見られないなあ」と思い。そしたら、その内5と1のツアーの事が発表されて余計に見られなくなってしまって今日まで来てしまったという。
で、なぜ今日、これを見たかというと、実は今日、芋誌を見たんですよ。それまで3誌のうちなぜか2誌しか読めてなくて。今日初めて芋誌を読んだんですけど。この芋誌が一番ヲタの気持ちを汲んでくれた書き方をしてくれていると感じてね(じんくん自身は3誌で答えを変えていると思えないので多分インタビュアーの方の力量と視点だと思う)。それを読んだら、なんだか今まで見ることが出来なかった映像も見れそうな気がしたので、見てみたんです。
なんか、思ったよりもずっと緊張してたなあ、最初の方。それにびっくりした。普通のバンドのボーカルだったら、もっと煽ったりしそうだけど、それに比べてじんくんは、ぎこちなく、硬く。なんだかひどく生真面目っつーか。まあ体調悪くてリハがあまり出来なかったせいかもしれないけど。
ポツンと真ん中に立って、自分のファンの前のはずなのに、その客との馴れ合いは無くて、なんだか、彼の周りだけ真空状態になっているような、そんな空気を纏っていて。
けれど、ステージの上の彼は、とても自由に見えたんだよね。
客を楽しませるというより、ただただ歌の世界に没頭している。そんな時の彼は、どんな時よりも自由で雄弁に見えたの。
もしかしたら、今の彼にとって、一番自由にいられるところは、ステージの上なのかもしれないな、とつくづく感じて。
そしてそれは、コバタケはじめバンドメンバーの方々の、彼を自由にしてくれる懐の大きさと技術的なバックアップがあっての事なんだけど。*2
今日の芋誌でじんくんが
『どんな状況になってもとにかくオレはオレのやりたいことをやる。そのスタンスは変わらないよ』
と言っていたんだけど、じんくんは、『変わらない』んじゃなくて『変われない』人なんじゃないのかな、とか思ったりしてさ。そう解釈すると、ひどく不器用で頑固な人に思えてねえ。
もちろん、色々どやしつけたいくらい言いたいこともあるのだけれど(笑)。
でも、ステージ上に立って、自分の納得いったことをしている彼は、信じられるよなあ、と改めて思いました。それだけ、自分のステージというものにこだわりがあるんだろうな。
ああ、なんだか尻切れトンボな終り方な気もするけど、とりあえずここまで!

*1:今考えると自分の第六感が、直後に来た震撼させる出来事を予兆として感じとていたのだろうか・・・なんて

*2:コバタケと組む事の是非はまた別、でね