東京漫遊記1日目

自分しか楽しく無いであろう、東京3日間の滞在記。昨日までの3日間の脳内VTRを再現してみる!

【5月18日・東京1日目】

前日まで地元は部屋のエアコンを暖房設定にしていたくらい寒かったのに、この日はとてもいいお天気。だが、実は、この前日の夜、家庭の事情の複雑さがピークとなり、結局そのせいで3時間しか寝られなかった・・・。この間の悪さに「さすがワタシの親」と妙な感慨が。とどめに出かける時母親から玄関先でかけられた言葉が
「何かあったら帰ってきてもらうから!」
うおおおおおおおおおおおおおおおおおい!やめて!お母さんやめて!お願いだからそんなこと言わないでえええええええええええ!この言葉のせいでワタシは東京滞在中ずっと心の中で「3日間無事に過ごせますように。東京に居られますように。居られますように。居られますように。」と祈りまくる日々。冗談じゃなく。この日の最初の目的地である渋谷に着く前、山手線の車内で手を合わせて3日間の無事滞在を祈願していたのはワタシです。きっと車内にいた人超あやしいと思って見てただろうな・・・。
S嬢と待ち合わせの場所である渋谷へ。S嬢とは仙台以来の再会。で、東急田園都市線に乗ろうとするが、早速どこにそれがあるのか分からない地方人二人。会ってまだ5分しか経ってないのに残念臭が漂いはじめる。若干うろうろしつつもなんとかホームへ。だが、どっちのホームの電車が池尻大橋に行くのか分からず、あわあわ。よく見たら、次の駅だから、駅名表示のところに矢印で「→ 池尻大橋」って書いてあることに一本電車を乗り過ごしてから気づく。「オレたちって・・・」とすでに残念なことを認める二人。
でもって、電車に乗ったはいいが、べらべらヲタトークに夢中になって、一瞬「あれ?乗り過ごした?」と焦る。結局乗り過ごしてはいなかったんだけど、一駅移動するだけでどうしてこんなに困難が伴うのか。オレたちがトロいからですね。そうですね。
池尻大橋からボエムへ向かう。その途中に小学生が普通に授業を受けている風景を見ながら「今日月曜だよね。なんかこんな風にゆったりすごしてる私たちって勝ち組じゃね?」とのたまうS嬢。別にそんなことはない。むしろ社会人としては失格である。
で、ボエムへ。ワタシは前回のコン以来。S嬢は初。前回去年のコン前に来た時はボエム中ヲタで満載!みたくなってたけど、今年は客層がいつもどおりになっていたので、本来の雰囲気を味わう。でも、S嬢の後ろの席の二人は少なくともヲタだった様子(聞こえてきた会話で分かった)。天気も良かったのでテラス席へ。席はとても気持ちよかったなあ。で、一応前もってリサーチ(と言うほどでもないけど)しておいたAUが頼んだであろうメニューを注文。

本当はU担のS嬢が、上田さんが注文した「青シソと小海老のパスタ」を食べるべきところを、ワタシが辛いものがダメ、という理由で譲ってもらう。*1。その代わりS嬢はじんくんが頼んだ「辛子明太子パスタ」を。あとワタシは「ズワイガニとアボガドのサラダ」も注文。セットにはワインも付いていたのだけど、下戸のワタシの分はS嬢に飲んでもらうことに。S嬢によると赤ワインの味は「薄い」だそうです。そんなこんなでパスタ到着。で、ワタシは辛いのを避けたはずが、食べてみると唐辛子ベースで結構辛いでやんの。まあ食べたけど。サラダはサウザンドレッシング系がかかっていたのかしら。味は普通だと思う。
で、ヲタトークもたいがいだけど、そこから何故か猥談で盛り上がる二人。少なくともおしゃれタウンのおしゃれご飯屋で昼間から話す会話ではない。
とりあえず、ヲタトークも猥談もきりが付いたところで、次の目的地へ。
今度は二子玉川経由で電車に乗らなければならないのだが、やっぱりあわあわする地方人二人。とにかく慣れないので、いちいち無駄な動きが多い。二子玉川東急大井町線に乗り換え。が、電車の車内アナウンスが全く無いため(聞こえてなかっただけかも)、目的地の駅をあやうく乗り過ごしそうになる二人。東京の電車はCOOLだ、という結論に至る。
で、目的地である九品仏になんとか到着。九品仏の駅はえらく素朴で、絵に描いたような商店街。東京の街って商店街が生きてるよなあ、と東京に来ると思うワタシ。そして、地方の商店街の不況っぷりをお互いに語る地方人二人。そんなこんなしているうちにD&Departmentへ。
つか、ここ看板ちっさ!うっかりナチュラルに通り過ぎるところだったぜ!で、早速二階へ。そして、上田さんが見たであろう同じ包丁の前へ。

S嬢はその日に夜行バスで地元へ帰ることになっていたため、S嬢が「包丁買おうかな」と躊躇していた時、ワタシが「それ持ってたらバスジャックと間違われて乗車拒否じゃね?」と脅してみる(笑)。*2一通り店内を見ていると、ボールペンのためし書きのメモ用紙に『赤 西 仁』と書いてある・・・!ヲタが考える行動なんてだいたい一緒だよね・・・。ということで、ワタシたちも記念に『チケットが当たりますように』などと願い事を書いてみた。絵馬か。
その後、1階へ降りて、お茶することに。で、ケーキのメニューの中に『マリアージュ』という名前のケーキが。当然のようにワタシに薦めるS嬢。が、そのマリアージュがどう見てもカスタードクリーム満載で、基本甘いものがそんなに得意で無いワタシの味覚に合いそうに無い。ので、あっさりやめて普通にチーズケーキを注文。ヲタトークに限らず色々ディープな話もしつつまったりと過ごす。
そして、そろそろ時間もいい感じなので、再び九品仏の駅へ。で、後楽園への行き方が分からなかったため駅員さん(推定50代前半)に「あのー後楽園へはどうやって行ったらいいんですか?」とワタシが質問。と、いきなり
「コンサート?」
と聞かれ、心中「ひぃ!」とびびるワタシ。でも顔には出さず(多分)「えーなんでですかあ?」と聞き返したら「昨日も関西弁の女の子が同じ事聞いてきたんだよねー」とニヤニヤしながら答える駅員。だからヲタの考えることなんて(ry。でもって駅員に「ここになんかあるの?」と訝しがられる。確かに普通地方からわざわざ何かたずねて来そうな場所ではないからね。で「まあゆかりの場所が・・・」などとお茶を濁す俺。最後に駅員から「コンサート頑張ってね!」とにやにやしながら声援送られたよ。ありがとよ・・・。
で、ドームでS嬢とは別れ、チケットを譲ってもらうためG嬢と会う。別れ際にG嬢から「辛らつなレポ期待してます!」と言われる。ええ?!ワタシ、そんな辛らつな事書いてるかなあ?甘い表現少ないかもだけど、辛らつと言われるほど鋭くもない気がするんだけど・・・。
で、コンサートですが、それは別項で。
そして、この日お会いしたかった方にワタシの段取りが悪いために結局お会いすることが出来ず。あああ、本当に申し訳ございませんでした>私信。
その後飯田橋へ移動し、けーちゃんと会う。急だったのにお付き合いしてくれてありがとうね!そして、いろいろ話すが最終的に中居の狂気に畏敬の念を払うことで一致。
で、けーちゃんと別れホテルへ。ホテルでチェックインをしていると、隣の白人の中年がずいぶん無礼な態度をとっているのに対し、フロントマンが「NO!」と決して乱暴では無いけれど毅然な態度をとって対応している。それを横目で見ながら「プロだなあ」と感動。コンで見た「WONDER」の歌詞に「人は色じゃない」的なのがあったのを思い出し、心の中でI wonder wonder・・・とメロディーを思い出しながら部屋へ。そんな感じで一日目は終了。



って、これ、3日間レポ書けるのか?コンレポ含めるとえらいことになりそうだな・・・。書きたい気持ちはやる気満々なんだけど・・・!

*1:ここの中の人は刺激物が一切ダメ

*2:でも、この事を次の日M嬢に話したら「まずコンに入る時点でアウトでしょ」と冷静なツッコミを頂いた>S嬢へ私信