胸の奥 かき鳴らされるの 時間いらない


ワタシは普段とてもアトランダムに音楽を聴いています。というのも、大半がラジオもしくはケーブルテレビの音楽番組を流している状態だからです。自分でCDをセットして聴くというのはカツン以外だと本当に少ないんです。だから、その時に流れてきた音楽との出会いはかなり一期一会というか、受身的状態で。その時に流行っている音楽を意図的に追いかけているわけではないので、カテゴリも時系列もめっちゃくちゃな聴き方をしています。自分にはそれが心地良いというかもう中学生くらいからそうやってきてるので体がそれに慣れてるんでしょうね。まあ、あとは不精な性格という要素も大きいんですけど(笑)。
で、この前も例にたがわずradio-iを歩きながら聴いていまして。そしたら、聴いた初っ端で「うお?!なんだこのインパクトは?!」という曲に出会いまして。打ち込み音楽なのにどことなく哀愁が漂うメロディーライン。希望があるはずなのにどこか諦念も含んだ憂いのある歌詞。だけど厭世的ではなくちゃんと地に足の着いた息づかいが感じられる言葉。それが柔らかな女性の声にのせられてゆっくりとワタシの脳みそと心を包み込んでくれる。「だ、だれ?こんな曲を書いた人は誰だ?!」と家に帰ってさっそくradio-iの曲目検索で検索したところ
『ワールズエンドスーパーノヴァ noelle』と出てきた。「noelleって、誰?この女の人の名前?まあいいいや。とりあえずつべってみるべー」とつべりましたところ、出てきたのはnoelleではなく、この人たちでした。


「がーーーーーーーーーーーーーーん!く、くるりかーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!(イナバウアー並に背中仰け反り)」
この時もしワタシの目の前に試してガッテンボタンがあったら百万回連打しそうな勢いで納得ですよ!それでもってさらに調べたら
「ぐわーーーーーーーーーーーーーーん!これ2002年に発売の曲かーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!」
と自分の時流からの外れっぷりを思い知る結果となりまして。どうしてこんな名曲を7年も知らずに生きていられたのか。自分の音楽生活に特大ガッカリですよ。音楽は詳しく無いけれど広く浅くそれなりに(あくまで「それなり」ですよ!あくまでね!)把握できているつもりでいた自分の傲慢さよ!おお!無知の知とはこのことか!(違う)
まあともかく、くるりというか岸田さん作詞作曲ということでこのクオリティに大納得いたしまして。そして7年もたってはしまいましたが、恥ずかしながらこの曲に出会えてよかたなー、と。
「でも、ワタシが聴いたのは女性ボーカルだったはず?さっき検索で出てきたnoelleちゅー人たちはなんぞ?」とさらに調べたところ、このアルバムでさっきの曲をカバーしてた人たちでした。

LOVE ELECTRO2

LOVE ELECTRO2

「noelle」というのは、そにーみゅーじっくのHPによると

クラブミュージックシーンに現れた新プロジェクト“noelle”(女性ボーカル×DJ・クリエイター)のフロア対応型カバーアルバム!
なんだってよ!つまり何組かの歌うおねーちゃんと打ち込みのにーちゃんたちが作ったアルバムなんだって。で、
ここ
に行くと視聴も出来るので、他の曲もしたんだけど、やっぱりこの曲がダントツで好きだ!つまり原曲が素晴らしいっつーことなんだなー。ということを実感しまくりましたよ、ということですー。あー音楽って素晴らしい!!!!!!