ぼうろじゃないよばくろだよ

ワタシのブログのタイトルって、聞きようによれば、どえらく破廉恥かもしれない、とそんな事を思う自分が一番破廉恥ってやつですか。こんちは。なったんどえす。
今日読んだワンオブ雑誌はこちら。

sabra (サブラ) 2008年 05月号 [雑誌]

sabra (サブラ) 2008年 05月号 [雑誌]

これにカイリー・ミノーグのインタビューが載ってたんだよね。で、カイリーがいくつか興味深い事を言ってたんだけど、まずひとつは、
「運や努力だけでは、20年やってこれなかったわ」
って。うーん。やっぱりさあ、20年前も今も現役でやり続けている彼女からこういう言葉を聴くと、やっぱり感慨深いものがあるよねえ。確かに、同時期に出たユーロビート歌手のほとんどがどこかへ行ってしまった、もしくは「過去の人」になっているのを考えると、今も第一線でやり続けている彼女が如何に稀有な存在か!
それだけでも凄い事なのに、カイリーは、数年前に乳がんを患って、それを克服してるんだよね。で、このインタビューでカイリーが
「この事に触れるのはきつかったけど、触れないのはアンフェアだと思った」 *1
的な事を言ってて。よく考えれば当たり前なんだけど、これ読んで「ああ、そうか。カイリーみたいなスターだって、一人の女性なんだから、やっぱり病気、特に乳がんみたいなデリケートな病気のことに触れられるのはいやなんだよなあ」と、初めて気づいたのよ、情けないけど。カイリーみたいな存在って、あまりにも遠い存在だから、一人の人間として考えた事なかったのさ。でも、当たり前だけど、カイリーだって人間で、カイリーだって女性なんだから、隠しておきたい部分だってあるんだ、って事に、恥ずかしながら、ワタシ、このインタビュー読んで気づいたの。どこか無意識に、こういう世界的有名人は病気名を公開することが当たり前のような気がしていたから。そして、「スター」を見る時のワタシは「憧れ」や「羨望」と共に「好奇心」の名の下に「卑しさ」という気持ちがあることは否定できないんだ、と改めて自覚した瞬間。そして、その感情が紙一重で、遠いようで実はひどく近い気持ちで、ある意味、表裏一体ですらある事。分かってたけど。とっくに知ってたけど。普段は忘れてるからね、そういう自分に都合の悪い感情は。勝手に自分で自分の気持ちに綺麗な布かけてるところあるからね。ずるいよね、自分勝手だよね、ワタシ。
でも、カイリーはそんなこっちの感情も全てお見通しという感じで、
「星はひとりでは輝けないから」
と言ってたの。切ないよねえ。なんて美しくて、切なくて、孤独な言葉なんだろう。自身を輝かせるその光が、自分から発せられた光だけではない事を知っている。自分の力だけではない、と身にしみて知っている。光が自分の力の及ばないところまで影響するようになって、その光が逆に自分を傷つける事になっても、尚、それでも光り続けることを選び、また、光に選ばれた人。それでこそ、本物の「スター」ですよ。それが幸せかどうかは、分からないけれど。けど、幸せに正解なんてないしな。他人がそれを決める事ほど、傲慢な事はないわけだし。
あああ、何言いたいのか分からなくなってきた。とにかく、その光が光り続けようとするなら、ワタシはその光を見続けたい、と。
ただ、単純にそう思ったの。
ってことで、カイリーメドレー
カイリーといえば、これ、という方も多いはず。ミヒマルさんが最近カバー(かなりアレンジしてたけど)してたよね。

ワタシが最初にカイリーを知ったのは、この曲でした。友達がリスニングを軽くしてるのを見て、カルチャーショックを受けたのをすっごく鮮明に覚えている。

ウインクの「愛が止まらない」の原曲。どっちも好きです。

これ、ジェイソン・ドノバンって奴とデュエットしてるんだけど、そいつが1年位前にカイリーの暴露本だしやがってさ!!!!口の軽い奴なんて大っっっっっっ嫌いDEATH!!!!せっかく、好きな曲だったのにーーーーーー!!!!バカーーーー!!!! 

ま、そんなだめんず(男としても芸人としても)はとっくに過去の話になってるわけで(黒歴史にすらならんわ。こんなカス)。最近良く聴いたのはこれかなー?

*1:言葉はうろ覚えで、すみません