男の子 男の子

この記事の、社長の発言

『CDはいくら売れたかということばっかり言われる。僕も年とともにくたびれた』
を受けて、あの事務所の来し方行く末などを考えると同時に、この前、偶然発見したブログ様の記事を思い出しまして。*1

ジャニ友・宅八郎 インタビュー。 前編

ジャニ友・宅八郎 インタビュー。 後編

このインタビューが、もう面白いのなんのって。
目からうろこがボロッボロでしたわ。はい。

かなり長いんですけど、是非全部読んで欲しいわあ。

その中で、いろいろピックアップしたいところは、多々あれど、一番の目からうろこポイントは

『ジャニーズとは、この日本が産んだ一つの「風土病」だということです。』

と、一言であの事務所の本質を喝破したところ。
いやあ、すごいよね。風土病(笑)。でも、心当たりありすぎて困る(笑)。詳しくは、是非本文で!

とにかく、宅(以下敬称略)の、ジャニーとジャニーが愛するもの(=者/物)に、深い情熱と愛情とともに、同じ体質を持ち得ている(精神的に。性的に、ではない、と思う。多分^^)人のみが語れる論は、ワタシがカツン担になって以来読んできたあの事務所をめぐるさまざまな文章のうちで、最もジャニーを論理的に分析出来ているなあ、と感じた。
普通はどこかのグループに対する思い入れみたいなものが入って、どうしても客観的に分析はできないし、グループを通してのジャニーへの視線、ということになってしまいがちだけど、宅の視線は、むしろ逆。それが非常に面白い。
あと、その背景に、昭和の歌謡で育ってきた本人のリアルタイムの歴史的体験と正確な知識があるから面白さ倍増でさ。
そしてそして、このインタビュー後編にある
「男の子女の子」、「ガラスの十代」、「青春アミーゴ」の楽曲分析が、もー秀逸すぎてたまらん!!!
こういうの読むと、知ったかぶった商業雑誌の評論とかにお金払うの馬鹿らしくなるけど、かと言って、これがメジャーな媒体で発表できるわけないよなあ^^

そうはいっても、このインタビューの見解が正しいばかり、とも思わないんだけど。特に個々の事実においては、かなり偏見を持って見ている部分もあるだろうと感じたし。
ワタシだってそれは分かっているけれど、でも、あの事務所に関してこのインタビューのような知識と愛情に基づいた理論を読んで面白い、と感じるってことは、なんだかんだ言って、ワタシもきっと風土病にかかってる一員なんだなー、とつくづく感じたインタビューでしたわ(笑)




てか、宅のTシャツ・・・^^

*1:親交もない方のブログ記事をいきなり貼るという不躾なことをいたしまして申し訳ございません。もしご都合が悪いようでしたら、削除いたします