8月22日 全体的感想

8月22日の感想でっす。
あくまで個人的感想で、レポとかじゃ全然無いよー。
でも、まだ台湾公演あるので一応ネタバレもあるから、畳みます。






<個人的な総括っつーか感想っつーか>

実は、ワタシはこのコンに行くのが非常に怖くてですね。
だってさー、社長の声明後ワタシにとって初コンだし、それに加えて、コンに行く前にアンテナに上がっていた感想や行かれた方の感想が非常に真っ二つだったんですわ。だから、「雰囲気や構成どんなんなっとるの・・・?」とかビクビクでさー。そして、自分がどっちに出るんだろうってことも。
で、結果は、どっちも、でした。
簡単に言っちゃえば、構成面で良い部分と悪い部分がはっきりしてたなー、って個人的には感じた。
先に悪い部分から言うと、NMPからMCまでが単調で長く感じられたこと。ソロ部分は良いんだけど、それ以外のところの繋ぎが幕の内弁当状態というか、とりあえず詰めるだけ詰めちゃいましたみたいな、そんな印象。これは後半のGoing!からピスプルまでも同じかな。とにかく、この辺の並びは雑っつーか。
アリーナだって同じように雑だったじゃん、って感じだけど、ワタシ的に今回ドームのスタンド三塁側の高い所(笑)から見ていたので、一番冷静に構成を把握出来たことと、あと、もう一つは、外周やトロッコがなくて、メンがアリーナによく降りていたせいで、スタンドがなんとなく置いてきぼり感があったせいで、余計に雑な印象が強くなって。ワタシは三塁側前よりだったので、位置的にまだ花道があるところだったけど、あれ、バクステの天井席あたりだと、マジで置いてきぼり感強かったんじゃないのかしら。つーか、まず見えなくなったりする場面沢山あったりしなかったか?やっぱりドームって広いから、なるべく多くのお客さんに配慮した形でステージ構成して欲しいわー。マジで。触れ合うことが出来る人なんてごく一部なんだから><頼むよ!
そして、良い所。ただ、今書いた、雑っていうのは、構成面から見るとってことで、それをしていた彼らのパフォーマンスはさすがに練れたな、という印象。インテックスはすごく楽しくて(本人達も楽しそうだった!)そこまで深く考えられなかったんだけど(笑)、今回、スタンドで見ていてアリーナの時より随分堂々とパフォーマンスするようになったなあ、と。それはつくづく感じた。三重で見た時はなんだか微妙にフワフワしてたもん。
だから、曲会場共に雑な構成だったけど、パフォーマンスの力はあったからまだ耐えられたかなあ。メンバービジュ超良かったし!
ただ、一つだけ特記して構成面で書いておきたいことは、NMPからMCまでとGoing!からピスフルまでと、キスマイとコラボしたファイアビからHELLOまでが全く違うコンのように思えたことかな。同じコンサートとは思えないほどに。
というのも、コラボしたファイアビからHELLOまでの流れは、それまでの雑な流れと違って、すごく整合性がとれてるな、と感じて。
そりゃ、「HELLOで踊らないのかよぉおおおおぉおおおぉお(#`Д´)ノ」とか声を大にして怒りたいとかあったけど!余談ですが、カツンが踊っていないのと同様にキスマイも踊っていなくて!「うぉおおい!二階堂だけでも踊れよぉお!」とショック倍増だったのはここだけの話(笑)(だってワタシ踊る二階堂が好みで仕方がないんだもの!)(この場合衣装はノースリorジャケット腕まくりでお願い(笑))
それでも、この部分だけはそれまでの、ただ並べちゃって勢いだけで押しちゃおう感が全然無くて、一曲一曲のつながりに秩序が感じられて。たった5曲やないかーい!という突っ込みを受けるかもしれないけど、去年や今年のアリーナからはそういう感覚が全く感じられなかっただけに、ここから感じられた構成の滑らかさというのは、久しぶりの感覚で、それがすっごく嬉しくてさー!!
あと、このパート、すごくシンプルだったのよ。一言で言えば。でも、そのシンプルさが今のカツンをリアルに表してるのと同時に、5人で等身大でパフォーマンスしてた時が、一番6人でのパフォーマンスの雰囲気と近かったというパラドックスを感じまして。
というのも、「カツンぽさ」を追求しているように感じられた既存曲はワタシのイメージしてるカツンとは、その時点でズレがあるように思ってアリーナツアーのときなんか特につらかったんだけど。世間がイメージする「カツンぽさ」にとらわれず、自分らしさを素直に出して曲をパフォーマンス出来たことで、逆にこれまでの、一人一人が好きな事をやってる人間が集まったのがカツンです、っていう、本来の意味でのカツンぽさが如実に出てたという印象をワタシは持ちました。そして、それが、今後に繋がると思ったし、そう思わせてくれた部分があったことが、むっちゃくちゃ嬉しかった。
それに、僕らの街で、から赤基調で統一された、だけど形はメンで違うという形態の新衣装を着てくれたこともすげええええええ嬉しかった。最近バラバラ衣装が多かったから、こういう衣装なんか久しぶりって感じでさあ。でへでへ。
このパートは、表面上派手さは無かったと思うし、派手な事がカツンらしい、と思っている人にはピンと来ないパートだったかもしれないけど、ワタシにとっては、カツンの「根」の部分まで腐ってなかった、と痛感したパートだったので、これだけは書いておきたかった。
ま、HELLO踊れよ!とは声を大にしていいたいけどね^^!
あ、話ちょっとそれるけど、京セラドームマジ暑っっくてさあ。ワタシの日はまだマシだったみたいだけど、それでも冷え性のワタシがノースリで入った瞬間「暑っ」って思ったからね。スタンドの高い所であの気温だから、メンバーはすっげー暑かったんじゃない?でも、そのせいかどうかしらないけど、余計な事考える暇なく割とパフォーマンスに集中していたように思う。その代わり、MCとか舌が回ってない時あったけど^^京セラどーにかして。あれなんなの?京セラの方針なの?稲盛的方針なの?それともエコ?エコ重視なの?その前に熱中症で人間が倒れるよ><
あと、手つなぎね。個人的には勘弁だったので、この日入る前はやらないでおこうかなー、と思ったの。そしたら、入ってみたら、スタンドの高い所だけど一番前でさあ。うっわ、こりゃちょっとやらないわけにいかないなあ、というわけで、その時を迎えました。左は同行者のM嬢だったんだけど、右にいるお嬢さんがもう細くて白くて平 山 あ やみたいな顔しためっちゃくちゃ可愛いお嬢さんでさあ!そのお嬢さんがワタシと手を繋ぐ前一生懸命手を拭いてくれてるの!それ見た途端ワタシ「うわああああああ汗くさヨゴレ中年の自分にそんなに気を遣ってもらってごめんなさいいいいいいいいいいい><」な気分に。だから、イデオロギー的にもないなー、と思うけど、色んな意味であれはやっぱり今回限りにしてください。よろしくお願いいたします。
話それたついでに言うけど、お馬さんをあんな爆音と光と人ごみの中に放り込んじゃだめだよお。お馬さん可哀想だよお。ワタシ、馬に乗ったメン見るより「あああこれちょっとした動物虐待じゃん><」という気持ちが先にたってしまってメンのこと集中して見られなかったんだから!いや、コンセプト嫌いじゃないけど、2回もやるなら1回くらいNMP踊れよ!って意味もこめて、お馬さんは無理してやる必要なかったんじゃないか、って思ったわ。あの後人参いっぱいもらえてると良いなあ。頑張ったねえ。お馬さん。
と、馬の話で〆るのもあれなので(笑)、最後に素朴な感想。
この日見た公演が、ワタシが見た中では一番自信を持って、なおかつ力まずやってたように見えた。それで良いんだと思う。オリコンのレポみたいな感傷たっぷりの姿なんて見せられたらちょっと辛すぎる。
ワタシ自身、PROMISE SONGで泣くかな、と思ってたんだけど、泣かなかったね。その代わり、胸が例えようも無く苦しくなったけど。
涙として溢れる悲しさじゃなく、重苦しい切なさ。
社長の声明以降、形にならないモヤモヤが胸の中を支配しているんだけど、そのモヤモヤが急に実体になり重さを持ってワタシの胸を支配したようだった。とにかく、歌を聴いている間中ずっとずっと苦しかった。
でも、彼らが感傷的にパフォーマンスをしていなかったから、それでワタシは救われたんだと思う。
モヤモヤがあるのは、ワタシ以上に彼らの方がずっとあると思う。多分。でも、コンはそれを見せる場所じゃない。ワタシもそれを見に行く場所じゃない。だから、お互い色々言いたいことはあるけど、この時間だけは、笑顔でいよう、で、たぶん良かった。そう思う。