If I were you・・・

へいへいへいはまだ見てませんー。ちっす。ナタリアどすー。
この前のえむってを見てから、なんだかモヤモヤが取れず、自分なりに色々考えているんだけど。
で、ふと「そういや、ワタシ、小林さんの事よく知らないなー」って思って。改めて脳内で小林さんについてワタシの知っている情報を整理してみると、
・もともとマイラバにいなかったのに、いつの間にか、メンバーになってた
・いつの間にか、まつしたゆきからAKKOに乗り換えてた
・と思ったら、いつの間にかひととようと噂になってた
・と思ったら、いつの間にかAKKOと離婚してた
・みすちるとなんか関係がある人
と、大半が女がらみっていう、小林さん的には大変有難くない情報しかワタシの脳内には詰まっていないことに気づき。
これではいけない、と、小林さんが書いた他の歌詞などいくつか拝見したんです。(マイラバの歌詞はAKKO目線になっているので除外)
で、それらと比べて、BANDAGEの歌詞って、ちょっと異質かなー、って感じたんですね。というのも、今まで書いた歌詞を見ると、ここまで内省的というか、もっと言っちゃえば中二的では、ない、のよ。男女間に起きた事とかそれを振り返ってる歌詞とか、大半が恋愛がらみの歌詞だもん。
それが、BANDAGEだと、なんだか妙に観念的じみた世界が広がっちゃってる、というかー。
『おまえの近くに ゆくから』
とか歌詞にあっても、それは単にこの歌詞の中の人間の決意であって、結局まだなにも起きていない状態だからさー。男女間でなにか出来事が起きた後の感情を描いているわけじゃないもんね。ひたすら、歌詞の中の人間の一人称の世界観で終始してるんだよなあ。しかもそれが感情というより、自分が世界(大きな意味じゃなくて、自分の行動半径内の世界)をどう見ているか、という視点で貫かれててさ。
で、そういう世界観が、じんくんの人生観とは、随分隔たっている、というか、そもそも出発点から全く違う地平(どちらが良いとか勝っているとかいうレベルではなく)にあるから、それが、映画の中じゃなく、たとえランズの一員としてだとしても、あかにしじん、としてのパフォーマンスとして行われると、妙なぎこちなさを生んでしまっているのかなー、なんて。
でも、そのぎこちなさが必ずしも悪い事ばかりではなくて。この歌を歌う時のじんくんは、慣れない音楽性とも相まって、歌う時自然と丁寧に歌っていると思うんだけど、そういう歌い方って、カツンの歌では出てくることはあまりないと思うから、歌声がある意味新鮮だったりするんだよねー。
ワタシから見て、色々な部分で全く違う世界観をもつように見える、小林さんとじんくんだけど、きっと、じんくんが感じている違いほど、小林さんは違いを感じていないと思うよ。年齢だってこの2人ダブルスコアの違いがあるんだけど、じんくんはその通りダブルスコアの距離を感じてると思うのに対して、小林さんの精神年齢的には絶対にダブルスコアの距離なんて感じていないと思うんだわ。もちろん、頭では分かってるから、
「むちゃしてるアイツを見てると俺の若い頃を思い出すぜ・・・」
的シンパシーをもって、この映画にキャスティングしたんじゃないか、と思うんだけど(笑)。
だから、世代間ギャップを感じたとしても、それを好意的に受け止められるし、自分から見て共感できる部分は、具体的に言葉にして対外的に「世間からはえらい誤解されやすいけど、この子こんなにええ子なんでっせ!」と年長者として心からアピール出来る、というか。じんくんが下から見上げているほど、小林さんは上から目線じゃないとおもうんだよなー。
とりあえず、小林さんのそういう気持ちは、若くないワタシはとても思い当たる節があるので、これからもじんくんのサポーター的役割をよろしくお願いします、と言いたいっす。ただ、年長者の悪い癖である、自分色に染めようとしなければ、の話ですが。



あ、今、へいへいへい見ました。じんくんがジーンズをはいた次元(@るぱん)だった。