札幌万遊記


あっちー!
ちわ!ナタ男っす!
今日は、7月26日か・・・。ということは、札幌行ってから二週間もたってしまったのね。早い・・・。
もうずっと彼方のことになってしまいましたが、自分のために楽しかった札幌万遊記を書こうと思うよ!
画像があるので、若干重いかもよ!


7月12日
今までの人生で東京以北に行った事がないワタクシ。初東京越え!初北海道!セントレアに着く直前、海が見えてきたところで、急に実感が。海が見えてプチ興奮。ちょっと前まで体調がMAXに悪かったのが嘘のように心の中のワクワク度がむくむくと湧き上がる。
ワタシには飛行機というものが縁遠く、国内外合わせて今回で3度目。もう、非日常の体験が出来るということだけで、気持ち悪いほど嬉しくて仕方がない。
飛行機が離陸する瞬間に顔がニマーーーーーーーーーッと自然に口角が上がってた!どんだけ嬉しいんだ自分、と自分で自分に突っこみ。いや、本当に自然に超満面の笑顔になってたんだわ。ワタクシ、飛行機を完全にジェットコースターかなにかと勘違いしてる。(ジェットコースター大好き人間です)
窓側だったので、ずっと飛行機の外を見ていたんだけど、見るもの見るもの楽しくて仕方がない。陸地と海が地図どおりに分かれているのを俯瞰で見ることが出来て楽しくて楽しくて!「うわー、気分は伊能忠敬!」ともう訳が分からない。窓の外を覗き込みすぎて降りる時若干首が痛かったもの。どんだけ窓の外を見てたかってやつですよね。はい。で、そうやってずーーーーーーーーーーーっと外を見ていると、いよいよ北海道っすよ。初めて見る北海道の海。初めて見る北海道の陸地。北海道行きの飛行機に乗ってるから見えるのは当たり前なんだけどさ。機内から見えた北海道の海は、とてもとても深く豊穣な碧色をしていて、静かに感動したなあ。今度は直接海を見てみたい、と決意。
で、新千歳空港に近づいて驚いたのが、周囲の森の広さと深さ。セントレアは周囲が海なので、非常に対照的。「うおぉおおおお!周り木ばっかじぇねーか!どんだけ木があるんだよ!」とこれまた興奮。だって、あんなに一面の森を上から見たの、初めてだったんだもん!
無事到着し、意外と暑いことに地味に驚いていたワタクシ。いや、もっと寒いかと思ったのよ!だって、前日は雨で生足なんてとんでもない、みたいなのどっかで読んだし・・・。で、S嬢とご対面し、一路札幌へ。そのJRの中で自分は気づいてなかったけど、どうもどえらく興奮してマシンガンヲタトークかましていたらしく、隣に座っていた初老のご夫婦に「どなたのコンサートに行かれるんですか?」と聞かれ、ようやく自分の招いた状況に気づいた俺。「え?いや、あはは。。。」と誤魔化したものの、穴があったら入りたかったその時のワタクシ。いや、本当にどれだけ煩かったんだろう。ご迷惑かけてごめんなさい!(大陳謝)あああ、恥ずかしい。恥ずかしすぎる。頼むわ、自分。
そんなこともありつつ、札幌駅に着く。初札幌なんだ〜、と思いつつ、実はイマイチまだこの時点で実感が薄い。というのも、道路の広いところとか、どっか名古屋に近いんだよね、雰囲気が。ただ、決定的に「おお!北海道だ」と思ったのが、ハムの選手がキャラクターになってたりする看板を見た時!普段ではありえない光景なので、若干「ここはやっぱり札幌なんだ」とプチ実感。
その後、コンサートへ。
コンサートの事は、以前に書いたので省略。あ、そういえば、コンサート終わってから、グッズ売り場に並んでいた時、バイトの兄ちゃんが、ワタシの後ろのお嬢さんに向かって手を振ったのね。そしたら、どうもその二人は大学の同級生だったらしく、後ろのお嬢さんが悲痛な声で「隠してたのに・・・!」と叫んでいらっしゃった。うっわー、地元コンって、こういうことがあるから、あなどれねえな、と改めてヲタ隠しをしているワタクシは気を引き締めた次第。でも、その兄ちゃん優しい子で「言わないでね!黙っててね!」と言ったそのお嬢さんに向かってオッケーみたいなジェスチャーをしてた。その兄ちゃん、若干ゆずの岩沢くんに似てた感じの良い子だったわ。
その後、居酒屋へ。
普通の居酒屋だったんだけど、お刺身のメニューに珍しいものが沢山!
まず、ワタシが目についたのは「活きホッケ」。え?!ホッケって生で食べるの?!ワタシはホッケといえば、ひらきしか知らなくて、生で食べられるなんて初耳だよ!うわあ!やっぱり北海道は違うなあ!とさっそく異国(同じ国だけど)情緒に酔いしれる。でも、この前のかつ2仙台前半で利久にも「活きホッケ」ってあったから(じんくんが注文してた?)、意外と北ではポピュラーなの?だけど、秋田出身S嬢はあまりなじみがないようなことをおっしゃってたけど・・・。でもって、食べたら「ウマーーーー!」二人でうまうま言いながら食って、結局もう一皿注文しちゃったくらい!そのくらい美味しかった!
あ、あとつぶ貝って、北海道じゃめちゃポピュラーなのね!その後空港でもなにかと見かけたんだけど、こっちじゃあまり見ないし食べないからさ。
そだそだ!あとこれはワタシ、「ハラス」というのが分からなくてね。S嬢に教えてもらいました。で「いかのハラス」というものを注文。これが、またまた「ウマーーーーーー」でねえ。塩辛みたいな感じだったけど、腸(わた)がコクがあるから、じゃっかんトロリとしていて、本当にワタシ好みの味をしていた。ちなみに「ハラス」とはお腹の部分のことを言うらしいです。勉強になった。でもって、マジで美味かった!!!
そんなこんなで一日目から超大満足の旅でした。あ、もちろんカツンコンは別格で激烈楽しかったですよ!!!!!!

7月13日
駅に向かう時にミンミン蝉とひぐらしの鳴き声が同時に聞こえてきたのにめちゃめちゃびっくりしたワタクシ。だって、今までの人生経験上考えられない事だったもの!本当にびっくりして同時に「ああ、やっぱり思ってたより暑いけど、ここはやっぱり北海道なんだなあ」としみじみかみ締めたワタクシ。
で、北海道らしいこともせねば!とワタクシがおねだりして羊が丘へ。そうそう、これは一日目も思ったけど、北海道の地下鉄って、広くないですか?車内が。なんかゆったりしていて、乗りやすいのよ。まあ、一路線しか乗ってないから他の路線は分からないけど。で、羊が丘ですよ。

クラークいたーーーーーーーーーーーー!
いや、当たり前なんだけどね。当たり前なんだけど、ワタクシ超興奮!!!というのも心の中じゃ「これ!動物のお医者さんの中に出てきたよ!クラーククラーク!ここだよー!」とフェイバリットマンガの一場面がフラッシュバックすると同時にその当時の事も思い出したりして、自分の中で勝手に懐古モードに。あ、でも、実際クラークも興奮したんだけど、びっくりしたのが、とにかく景色が広ーーーーーーーーーーーい!でもって、クラークの向こう側に札幌ドームが見える!その間さえぎるもの何もない!その大地っぷりに素直に感動ですわ。一日目はこういう広さを感じることがなかったので、改めて「北海道はでっかいどう(written by カメなっさん@12日二部)」なんだなあ。と。いや、あれくらいで広さ感じてどうする、とか言われそうだけど。本場の方には。でも、感じたんだから仕方がないさ。

そして、人生初ジンギスカン!おおお、さっきまでは「ひつじかわいいー」などと言っていたのに、それを食うんだから、オレ!残酷!食べる前は「くさいとか聞くし、もし駄目だったらどうしよう」なんて思ってたけど、全然ノーーーーーーープロ。屁でもなかった。よくよく考えたら、ワタシ、ふなずしとかでも、美味い美味い言いながら食う人間であった。それに比べれば羊なんて、無臭みたいなもんでしたわ。今度は、羊のほかの部位も食べてみたいものであーる。
あと、ラベンダー畑なんかあったりして、ロバ丸北海道旅行の話題などして、なにかにつけヲタ話題は忘れないワタクシたち。腐ってもヲタ。で、その後街中へ戻り、さらにヲタトークに拍車をかけまくる。そいや、ヲタカラをした時、ワタクシが「ラブジュ」の中で、じんくんのマネをしてボイパをしたら、S嬢に超うけた。その後、居酒屋に行き、やっぱりヲタトークをし、ここでS嬢とはお別れ。この二日間、本当に感謝してもしたりないくらい感謝しておりまする、と改めて御礼させていただきますわ。

7月14日
この日早朝、「やはりせっかく来ているのだから、どなたかにお会いした方がいいのかも」と思い、告知をしてみるが、結局反応は無し(と思っていたが、あとで微妙にすれ違っていたことが判明。嗚呼、本当に申し訳ありませんでした)。ということで、一人でぶらり旅をする事に。
手始めに赤レンガ庁舎へ。


でさあ、中国人か、台湾人か見分けがつかないけど、とにかく中国語(北京or広東)ばーーーーーーーーーーーーーーっかり!びっくりした!この写真の真ん中にいる人もそうだよ!前日まではほとんど出会わなかったのに!なぜ!?本当に日本語ぽつぽつしか聞こえなかったんだ。また声が大きくて迫力あってさ・・・。ま、ひとり旅のワタクシは気を取り直して室内へ。個人的に歴史的建物は大好物で、こういうの見るの超楽しい!


こういう階段とか見ると、それだけで、テンションアゲ♂アゲ♂。歴史好きの血が沸々と沸きあがるのを感じつつ、階段を上り、展示室へ。
展示室にはほとんど人はいなくて、外の喧騒が嘘のようにじっくり見ることが出来たんだけど、ここ、思った以上に良かったの。なにが良かったかというと、ワタシ、全然知らない事ばかりでねえ。特に戦争に関しての事項の数々は、自分があまりにも知らなくて恥ずかしくなるほどで。そして、展示品が部屋の面積に比べてとっても多くて、歴史を物凄くリアルに感じられるのよ。その展示品を見ているうちに、その歴史の流れや重さを今見ている現在の自分と照らし合わせて、たまらない気持ちになっちゃってねえ。歴史を「肌」で感じた、んだわ。比喩じゃなくて、本当に見ているうちに肌にゾワッと電気のようなものが走ってね。歴史じゃなくて、まだまだ生生しいからさ。物のひとつひとつが無言で語りかけてるみたいでねえ。ふらっと来たんだけど、来てよかった。どれほど心打たれたかというと、最後部屋から出る時アンケート書いたくらいだよ!この面倒くさがりのワタシが!たぶん、カツンコンに来て、赤レンガ庁舎でアンケート書いたのって、ワタシくらいだと思う。
で、余韻をひきずりながら、大通方面へ。札幌は道路がすっきりしているので、超方向音痴のワタクシでも、迷わず目的地に行けたよ!やったー!だって、札幌駅→大通公園の道が、名古屋→栄の道筋とそっくりなんだわ。距離は違うけど、雰囲気がそっくり!だから、すごい分かりやすかったよ!こんなんがあるのもそっくり!

セントラルパークではありません。大通公園です。
で、パルコへ。で、平日の午前中だからか、人が少なくて。でもって、セール価格だから、まあ、お買い物が楽しい楽しい!ワタクシ、コンで遠征すると普段そんなでもない物欲が大爆発するのですが、この時も結局ボトム2本とネックレスとスカートを買ってしまいましたー!!!凄いよ。だって、パルコにいたの一時間弱なのに!その間だけで、普段優柔不断なワタクシが4点も!どれだけ浮かれていたかここから察して頂きたいですわ。ほほほーい!
それで、歩いて荷物を預けてる場所まで行こうかと思ったら、ふと目に付いたのが自転車タクシー。地元じゃ絶対乗らないけど旅気分だし、ここはいっちょ乗っとくか!と瞬時に判断し「あのー!乗れますー?」と大声で呼び止める。旅先での俺強えー!で、座席からみた景色がこれ!

運転手さんのお兄さんと「どこから来たんですか〜」などとトークかましながら、目的地へ。ちょっとしたオープンカー気分。めちゃくちゃ楽しい。こういう事が旅気分を上げてくれるのよねえ。で、乗り心地も悪くなかったし、良かったんだけど、だけど、一つだけ難点があるとすれば、お兄さんの汗臭さをモロに浴びてしまう事ですわ。いやあ、風が全部後ろに来るから、すっごい汗のにおいがするんだ(笑)。そのにおいが気にならない方は是非乗ってみると良いと思うよ!実際大人気で、ワタシが乗っている時だけでも、何度か「どこで乗れますか」とか呼び止められてたしね。
で、空港へ。おみやげを買うためにうろうろしてたら、あちこちで見る
鮭とば
の文字!本当に山のようにあったんだけど、名物なんですか?ワタシ、初めて知ったよ!で、こんなにあるのなら、一つ買って帰ろうかと思い、色々選んでみたんだけど、こんなんがあった。

家帰って開けたら、普通に売ってた鮭とばが普通に入ってたんだけど、こんな邪道パッケージって絶対観光客しか買わないよね。あ、味は普通に美味しかったです。


そんなこんなで、本当に本当に本当に本当に本当に本当に楽しかった以外の言葉が出てこないくらい楽しかったです!!!!!!ひとつだけ残念な事があるとすれば、人との交流がほどんど出来なかったので、今度は是非したいなあ、と。それだけかな。
でも、本当に楽しかった!S嬢はじめ、各方面にありがとうございました!もちろん、非行動的なワタシを札幌に導いてくれたカツンには、超!感!謝!ですよ。
ここまで個人的記録しかない文章を最後まで読んでくださったあなたにも感謝でっす!
乙!