イタリアンが美味しいの

dankai (団塊) パンチ 2007年 12月号 [雑誌]

dankai (団塊) パンチ 2007年 12月号 [雑誌]

この雑誌に塩野七生さんが出てらして。で、
「何かを信じたい人は宗教に行く。何事も疑う人は哲学に行く」
とかまあ、示唆にとんだお言葉を幾つも仰ってるのです。
けれど、意外だったのは全般的に「女」を感じたこと。塩野さんに対する勝手なイメージで、ものすごい男らしい女性なのかなあ、と思ってたんですね。だけど、塩野さんは、年代柄ということもあるのでしょうが、思ったよりずっとずっと「女」でしたわ。さすが「性」に対して正直な国で生きている方だなあ、と。塩野さんも仰ってますが、「女」に対する認識が根本的に違うのかもしれないなあ、日本とは。頭と肉体と性とそれらをひっくるめた捉え方全ての関わり方がね。そうそう、痛快だったのが
「自分の最も救われない欠点はお金を持っている事が男の魅力にならない」
と。ふふふ。出来る方だからこそ、言えるセリフ。塩野さんによれば、男にお金を使わせるのは、女の本流、だそうですよ。それを分かった上でこのご発言。味わい深いものですわー。