海賊たちの女王様4世

アルバム感想ラスト行きます!
全曲書くのに、なんと4回もひっぱっちゃったわ!もったいぶったなー自分ー。
ちなみに以前のものはこちら。

1世→http://d.hatena.ne.jp/nataliagoing/20080605

2世→http://d.hatena.ne.jp/nataliagoing/20080606

3世→http://d.hatena.ne.jp/nataliagoing/20080615


14 愛のコマンド
いいよね。題名。コマンドて。コマンドという響きから連想する無敵感。ああ、これぞカツン。虚勢でもなんでもいいから勢いと強さはとりあえず必須だろ的な意気込みが題名からこれだけ感じられるなんて最高でございますわ。
で、この曲なんですが、実は個人的には、意外と聴きやすいかなあ、と言う印象。確かに、アレンジはハードだけど、メロディーとか案外歌いやすそうで、分かりやすいメロディーじゃない?メロディーにしろ、アレンジにしろ、基本がバンドサウンドで、無理なメロディー展開ないし、ハモリないし、サビ部分なんて、このアルバムのほかの曲と比べるとかなりポップな印象があるよー。スウィッチョーン(=switch on)の繰り返しといい、実は、曲の重厚さに似つかわしくないほどキャッチーだなあ、と。歌謡メタルの王道だと思う。編曲もシンプルだしさ。だけど、シンプルな分、この曲を弾きこなすのは超絶テクが必要とされそうだけど。特にドラム!!この曲のドラムすごいぜー!全編すごいんだけど、特に4:00前後のバスドラの連打部分なんて16分音符叩きっ放し!!!!!!一番疲れているであろう所にこの連打!!!もう悶絶ものですわ!どんだけサービスしてくれるんだよ!これ、生でやったら死ぬね!ワタシも殺して!(嘘)あ、あと1000パーセント勘ですが、これ、キザフェかLIPSの時のシングル曲候補の一つだったのかなー、なんて。聴きやすさ、覚えやすさを前面に置いている曲の構成が、なんかそんな勘繰りをさせる、というか。最後の怒涛のスイッチョーン推しなんて、すごくシングルっぽい流れって気がするんだよなあ。リアフェの「ギリギリで」に通じるものがある。「ここ覚えてね!」的に、曲の製作者の意図が明確だもの。

15 SIX SENSES
これはさあ、どうしても当時のウタワラ思い出しちゃうよー。もう二年前?だけど、全然色あせてない。あの映像を最初に見たときに、今までウタワラ糞!と思ってたけど、その時だけは「ウタワラありがとおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」と流している瞬間のみネ申化。で、今回これを聴いたら、この曲だけ録音がやっったら軽い気がするけど、その軽さも曲には吉として働いている気がする。この曲はあくまで軽やかにサラリと踊りこなして欲しいし、メロディーよりもノリやリズム感を重視すべき曲だと思うから、重厚感を前面に出さない方が曲の良さが生きるはず。曲全体の基調になってるクラップも、もし重いと、もたついた印象になってしまうだろうし。あと、この曲はカツンにとってとても等身大な曲というイメージが。他のアルバム曲が色々挑戦してるなあ、と背伸びしてる風なところもあるんだけど、この曲は、カツンの能力と魅力がとっても素直に出ているし、本人たちも出しやすそうな印象があるのさ。わりと自分たちの聴いている、聴きたい曲と似ているんじゃないのかなー。
でもでもっっっ!どんな理屈並べても、これはやっぱり、ライブ曲!!!!!!ウタワラのときのクラブでのライブは最高だったもんなああああああ。ああいうところでカツンって、あれ以降やってないよねえ。百万歩譲って冠番組の内容6ヶ月あれでもいいから、その代わり毎週歌やってくれないだろうか。ライブハウスで歌いまくるカツンとか見たすぎて仕方がないいいいいいいいいいいいい!!!!!!

以上!
最後まで拝読してくださった方、本当にありがとうございましたー!!!